小川会計事務所Blog+


税理士 小川修平のBlogです。
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September 2014

HAPPY BIRTHDAY


「30にして立つ」

孔子の言葉(本来の意味ではないですが)に従って、
今から7年前に独立しました。

当時働いていた事務所は、会計事務所としては規模が大きく、
素晴らしい先生が経営されていました。
しかしながら、それであるが故に、
自分自身がやりたかったことができなかったのも事実です。

組織は成熟するにつれて、異端児を排除します。
起業家精神よりも、官僚的なスタンスが大切になります。
「官僚的なシステム」は組織づくりにおいては、
ある意味合理的且つ効率的な管理システムであることは十分に理解していましたが、
その枠に中で生きるには、私はあまりに若かったのだと思います。

7年が経過し、そして本日37歳の誕生日を迎えました。
振り返ってみても、「独立しなければ良かった」と考えたことは一度もありません。
勤めていた時には感じなかった辛さや怖さはたくさんに味わいますが、
それでも今の自分と事務所に誇りを持っています。

支えてくれる従業員、応援してくれるお客様、
みんなのおかげで今日の自分がいます。

FaceBookや電話でたくさんの方からお祝いの言葉を頂きました。
本当にありがとうございました。
そして、これからも、
小川修平と小川会計事務所をよろしくお願いします。

 

秋の始まり


「ブログ、何も書いていないですね」との度重なる従業員のプレッシャーにも負けない小川です。
「Facebookをしているから」との言い訳をしつつも、
実は、Facebookも月に一度の更新です。

さて、
世間では、景気は良くなっているとの報道が溢れています。
確かにお客様企業を眺めていても、
過去最高の利益を計上できたお客様は、
ありがたい話で片手では収まりません。

他方、今年は、企業再生の依頼を非常に多く頂きます。
長引く不況で失われた体力では、景気の恩恵を受けることができません。
共通の原因は、過剰な債務。
利息で利益は無くなり、返済で現金がなくなる悪循環に陥っています。


好景気が続くことはありません。
全てはそこから考えるべきです。
ずっと晴れることを前提に旅行を考えないように、
雨が降るのもまた自然の摂理なのです。

多くの利益が計上できる企業は、
景気が良い時も悪い時も、
しっかりと自社のコアコンピタンスを磨き、ビジネスモデルを精査しています。
売上が5千万の会社も、3億の会社も、10億の会社もそれは変わりません。
一方、再生支援をしなければならない企業の多くは、
流れゆく時代の中で、自社の存在意義を見失っています。
「儲かるからやり始めた事業」は、商品のライフサイクルが非常に短命な現在の市場環境では、
残念ながら生き残れないのです。

コアコンピタンスは何なのか。
どのようなビジネスモデルを構築すべきなのか。
そして、どのような商品を生み出すべきなのか。
この順序を間違えることなく、自社に問い続けられる経営者であり続けることが、
大切なことだと私は考えています。

そして、会計事務所の役割も、そこにあるような気がしています。
 
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↑↑京都新聞社より、取材戴き ました。是非御覧下さいませ!
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