確定申告もいよいよ終盤戦ですね。
今年もたくさんの勉強をさせて頂いています。
経済活動に課税するという現在の税制は、
教科書に書いてある通りで終わることが、本当に少ないです。
「教科書に書いてある通り」を、右に曲がって下さい。。
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ただ、言ってみただけです。
さて、話変わってマーケティングのお話です。
確定申告の話ではありません。
この時期ですが、マーケのお話です。
教科書にも書いてある通りのことですが、
マーケの基本は「顧客の絞り込み」です。
要するに「誰に買ってもらいたいか」を明確にするということですね。
「女性」 という絞り込みよりも、
「女性」「30代」「子育て」という絞り込みの方が、
より具体的に顧客が見えてくるということです。
中小企業が価格競争に巻き込まれないためには、
差別化戦略が必要になります。
その差別化の一つが、この「顧客の絞り込み」です。
「こんなマニアックな商品は、あの店しか売っていない!」
この時点で、近隣店舗との価格競争は避けられます。
(今はインターネットショッピングでこれも難しいですが)
・・・。
で、ここからが本質です。
顧客の絞り込みを行うと言うことは、
その顧客層が、その商品を求めているというニーズを、
キャッチしなければなりません。
いや、キャッチし「続けなければ」なりません。
そして、その顧客層が若ければ若いほどに、
そのニーズの変化は相当に早いのが現実です。
それに対応し続けること。
顧客の絞り込み戦略の、弊害がここにあります。
顧客の絞り込みは、
現在の会社の状態(社長の年齢や従業員さんの年齢)、
現在の外部環境(近隣住居の世代等)
を加味しないと長く続かないのです。
流行を追い続けるのは、本当に難しいですから。
儲かる方法は、教科書に書いてあります。
ただ、あなたの会社が儲かる方法は、
教科書には書いていません。
この違いの体感こそが、会社の実力なのです。